成功者に共通しているものは何か
サラリーマンだった私が起業するために通っていたビジネススクールにて、散々繰り返し教えられていたことがある。
それは「決断が早いこと」だ。
例えば、行動が早く、レストランでメニューを決めるのも早く、時間も正確。そういった人たちが成功しているという話だった。
だから、早く成功した人になりたくて、メニューを早く決めるように練習していたのは苦い思い出である。
起業後、経営者の方々との付き合いが増えるにつれて、生活すべてに決断が速いわけではないことが分かった。
道に迷う、遅刻する、メニューをなかなか決められない、めっちゃ悩んでどれにしようかという人はたくさんいる。(笑)
一方、その人たちの事業においては決断が早い。やるべきこと、その人が掲げるビジョンはしっかり構築されているのだ。
つまり、あのビジネススクールで教えていたことは、ウソではなかった。
ただし、真意は違った。
凡人が成功者に近づくための1つのヒント
では、凡人である私たちはどうすれば成功者に近づくことができるのか?
そのためのヒントが1つある。それは、自分が大切にしたい価値や思いを明確にすることだ。
やり方は簡単で、自分が大切にしたいことを棚卸しするだけである。
とあるセミナーで受けた研修がこれだった。好きなこと、大事にしたいことをひたすら紙に書く。
最初は10~20個出すのにも苦労すると思う。
それでも、何とか脳みそに汗をかきながら、目標だった100個にやっとの思いで達成したとき、その講師が言った一言が忘れられない。
「さあ、もう100個出してみましょう」
マジか…。でも、人間必死になるとできるもので、200個に達するとみえてくる。
私の場合、「家族」が価値の中心であることが分かった。
何かの判断に迷う時、この価値を中心にすると決断が早くなる。
A案と、B案、どちらがいいか?
判断に迷う時、自分の価値が明確であればあるほど決断がめちゃめちゃ早くなるのだ。
時間とともに価値観は変わるが、思考法は残る
そして、時間とともに価値観が変わることもある。
だが、この作業を経験すると、アウトプットする技術が身についているので、考察がしやすくなる。今の立ち位置での価値の振り返りができるのだ。
つまり、これは個人だけではなく、会社も同じだ。
自社が大切にしたい価値が分かっているから、決断が速いし迷わない。
予め決めておくことで、行動が加速する
予め決めておくことで、行動が早くなるし、何かあっても素早く対応ができる。
さらにフルスロットで行動を加速し結果を出したいなら、自分の価値(自分が大事にしていること)だけでなく、やりたいこと、成したいことも具体的に書き出す。
それもお金や時間、制約なしに。
1冊のノートを用意して、とにかく書き出す。ひたすら書き出す。最低100個。
1年後、そのノートを見返すとビックリするだろう。
そのいくつかが叶っているからだ。
実際、私が体験したことがある。
横浜港に停泊中の豪華客船を見て、いつかあの向こう側からこっち側をみたいと、SNSに書き込んだ。
アップしたことをすっかり忘れていた1年後、本当にその豪華客船に乗ることができていたのだ。
そのSNSは1年前の思い出の写真がアップされるシステムがある。豪華客船に乗った日、自分の1年前のつぶやきがアップされた時の鳥肌は忘れられない。
願いが明確なほど、チャンスを捉えやすくなる
つまり、やりたいこと、成し遂げたいことが明確であればあるほど実現しやすくなる。
予めはっきりさせておくことで無駄な動きがなくなり、その目標に向かっていくのだ。
これは持論だと思っていたが、Webで類似した記事を見かけることがあるので、まんざら間違いでもなさそうだ。
日ごろ、自分の願いがハッキリしているから、いざ目の前にチャンスが現れてもすぐに行動できるのだ。
50代だからこそ、価値観を問い直す時期
50代のビジネスマンであれば、これまでのキャリアの中で、何度も価値観の変化を経験していると思う。
20代の価値観、30代の価値観、40代の価値観…それぞれ異なっているはずだ。
だからこそ、今こそが「自分の価値を問い直す」絶好のタイミングなのだ。
この作業を通じて、次のステージでやるべきこと、大事にすべきことが見えてくる。
判断が早い人は、この作業を無意識にやっている。
意識的にやることで、あなたも「迷わない人生」に近づくことができる

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