50代で気づいた『見栄を捨てる』カード戦略 — 5枚を役割分けして、本当のステータスを手に入れた

街で見かける同年代への違和感

最近、街で見かける同年代の男性を見て思うことがある。

手に持つのは分厚い長財布、ポケットには大きなキーケース、腕には重厚な時計。

どれも「昔はカッコよかった」象徴だ。

でも今の時代、その重さが少しだけ「時代遅れ」に見える瞬間がある。

実際、クレジットカードは何枚持っているだろうか?

今どき、長財布のカード入れがmaxでパンパンになっていることはないだろうか?

見栄でフルにカードを持ち歩いても時代遅れに見えるだけで何一つ良いことはない。


1年間、気づかなかった無駄

実際、私も失敗したことがある。

あまり使っていないクレカがあった。その存在は忘れてはなかったが、普段は気にしていなかった。

最近では明細が郵送されず、自分でWebで確認しなければならない。これが罠だった。

1年以上、毎月千円強がひかれていたのである。引落銀行は1つで複数の取引があったので、まったく気が付かなかった。

それはとある写真の有料サイトの会費だった。

昔、Zoomのセミナーを盛んに行っていた時期があり、その資料作りに写真の材料が必要だった。

しかし、ビジネススタイルが変わり資料作りが必要でなくなり、写真データもいらなくなったのに、このサイトへの支払いだけは続いていたのである。

つまり、カードを不必要に複数枚持つことにより、無駄な支出につながる可能性があるのだ。


現在の構成:5枚を役割分けして、持ち歩きは2枚だけ

何枚持つかは、その人のスタイルによるが、私の現在は以下の通りである。

  • 個人用:2枚(うち1枚は持ち歩かない)
  • 会社経費用:2枚(うち1枚は持ち歩かない)
  • 海外予備用:1枚(財布とは別に保管)

つまり、5枚所有しているうち、普段の財布に入れているのは、2枚だけである。

2枚だけなので、使うときに迷わない。

考えるのは、個人用か、会社の経費なのか、だけ。非常にシンプルである。


各カードの役割と判断基準

個人用カード

1枚目:楽天カード(一般)— 日常の買い物用

用途: 個人消費用、飲食、雑貨、衣類など経費にならないもの

理由: 私はポイ活否定派なので、店舗ごとに適したカード払いするなど面倒なことはしたくない。その点、楽天カードは、どんな使い方でもほぼ1%還元されるので何も考えずに対応可能である。

持ち歩き: YES(財布の中)

2枚目:楽天プレミアムカード — 投資運用用「自宅保管」

用途: 楽天証券積立投資用

理由: 新NISAの積立を年間120万円設定することで、年会費11,000円がほぼ還元される。さらに、楽天証券や楽天銀行などを組み合わせることで、SUP(スーパーポイントアップ)できるかぎり最大化することで、勝手にポイントが貯まる。そのポイントは妻にプレゼントするので家庭平和になっている。

持ち歩き: NO(自宅保管)


会社経費用カード

1枚目:ANA SFC プラチナカード — 出張移動用

用途: 航空券、ホテル、会食など会社経費

理由: SFCの資格を得た時、それまでと同じステージのゴールドにするつもりだった。プラチナの10万弱の年会費は抵抗があった。

しかし、内容を検討したところ、昨年と同じような使用頻度であれば十分に元が取れることが分かった。もし、使用頻度が減るのであればグレードダウンすればよいのである。

判断基準: カードの持つステータスや見栄ではなく、実用レベルかどうかが判断基準である。

持ち歩き: YES(財布の中)

2枚目:楽天ビジネスカード — 固定費支払い用「自宅保管」

用途: 経費の固定費(通信費、日経新聞、各サブスクなど)

理由: クレジットカードには紛失や不正利用のリスクがある。万が一、被害にあった場合、再発行や支払いの再登録にかなり煩雑な手間がかかる。

そのため支払いが毎月決まっている支払いはこのカードに集約し、持ち歩かず自宅保管にすることでリスクを減らしている。

持ち歩き: NO(自宅保管)


予備用カード

View Suicaカード — 緊急用

用途: バックアップのカード

理由: モバイルSuicaを普段利用しているが、トラブルなどでスマホが使えない場合や、海外出張の際には財布とは別に持ち歩いており、万が一の事態に備えている。

持ち歩き: YES(別ポーチ)


「見栄」vs「実利」:判断の分かれ道

ステータスカードへの誘惑

カードの選択で間違っているのは、見栄で選ぶことだ。

カード会社の広告に踊らされて、ゴールドやブラックカードを持ってもほとんど意味がない。

持っているだけではステータスは上がらないのだ。

会計時にチラっと見えたところで、その人の1ピースにしか過ぎず、かえって見栄っ張りな印象を与えてしまう。

「ポイント活動」と「マイル戦略」への向き合い方

このやり方は、楽天経済圏を好む人からみれば、「全部まとめないともったいないのでは?」という意見もあるだろう。

またはマイラー(マイルを貯める人)からしてみれば、「個人利用もマイルが貯まるカード複数のカードで1つのマイレージバンクを共有できる方法もある」という意見もあるだろう。

しかし、私の場合は海外を含めた出張(仕事)での飛行機利用が多いので、個人でマイルを消費する機会がそもそも少ない。

マイルがあるから飛行機に乗るのではなく、個人で乗りたいときにマイルがあったら使う、というスタイルだ。

個人の旅行は、妻が飛行機の旅よりも車でいける範囲、もしくは大型客船によるクルージングを好むのでマイルの出番が少ない。

一方、楽天経済圏(楽天のいろんなサービスをまとめて使うほどお得になる仕組み)も同じで、ポイントがあるから使うのではなく、欲しいものにポイントが使えたら、使うのだ。

ポイントやマイルに縛られたくはない。

かといって何も知らないまま、無駄にするのではなく、面倒を避け、一度設定したらあとはほったらかしの方が都合がよい。

個人の生活コストの最適化(楽天)と、会社経費および移動コストの最適化(ANA)することにより「ポイントとマイルの二刀流」が成立している理想形である。


本当のステータスとは何か

ブラックカード、プラチナ、ゴールド。

見栄の象徴のようなこれらのカード。

でも、本当のステータスは、そこにはない。

ステータスは、総合判断だ。

品格、ふるまい、言動、そして社会的地位。

それらを総合して、初めて「あ、この人、できるな」と感じさせる。

単発で何か豪華なものを持っていても、それは見栄っ張りな印象を与えるだけだ。

私がプラチナを選んだのは、見栄ではなく、実利だった。

楽天を選んだのは、ステータスではなく、効率だった。

見栄を捨てたときに、初めて本当のステータスが見える。

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