『支払い方法の選択肢疲れ』— 判断を減らすことが真の最適化

新幹線での「選択」から見える、大人の生き方

新幹線では車内販売のない車両が増えてきている。そのため、飲み水と時間帯によっては食料の確保は必須だ。

いきなり話がそれるが、大雨で新幹線が止まってしまったことがある。人生で2回、新幹線の急ブレーキを体験している。結局、復旧までに一晩かかった。たまたま直前で、水を購入していたので、助かったが、空っぽのワゴンを見た時にぞっとした。欲しいときになんでも手に入るとは思わない方がいい。

それから、新幹線や飛行機、長時間乗り物に乗る際は、ペットボトルを1本買うようにしている。つまり、ちょっと喉が渇いたから、というだけでなく飲み物の確保は重要な意味をもつ。

さて、今回も東北方面へ出張に行くことになった。今回も事前に買ってあったペットボトルはカバンに確保している。

今回はみっちり仕事をしたい気分だったので、珈琲を買おうと、新幹線構内にあるコーヒーショップに並んだ。時間帯にもよるが、7~8人並んでいる状態だった。路面店に比べて、めっちゃ効率いいよなー、一日の売り上げってどのくらいになるのかなー。


JR構内のコーヒーショップが見える、業界の制約

一見すると、JR構内にあるコーヒーショップは人通りが多く、他の路面店に比べて圧倒的に有利に見える。実際、通勤・通学客の流れをそのまま取り込める立地や、Suica決済などの利便性、JRブランドの信頼感は確かに強みだ。

しかし、その裏には見えにくい制約も多い。例えば、営業時間は鉄道の運行に左右され、深夜営業はできない。賃料も高く、自由な改装や営業スタイルの変更が難しい。さらに、利用者の多くは「移動の合間に立ち寄る」タイプのため、客単価が上がりにくいという課題もある。

つまり、駅構内という立地は強力な武器である一方で、運営の自由度や利益率の面では意外と制約が多い。結局のところ、どんなビジネスにも「楽々」な成功パターンはなく、どこに立っても工夫と最適化が欠かせないのだなと、ちょっと考えていると、順番がまわってきた。


支払い方法の3択で迷った瞬間

暖かいコーヒーで、サイズは大きいもの、と決めていたので、メニューは迷わなかった。

が、問題が発生した。

支払い方法がいくつもあるのだ。

  • Suica
  • クレジットカード
  • JREポイント
  • 現金

どれが効率的なんだろうか?

でも、今回は、クレジットカードを整理したばかりだった。しかも、Suicaの残高が心もとなかったので、クレカよりチャージしたばかりで、チャージって前払いだよなあなんて思っていた矢先でもある。


財布とカードケース

私は財布(現金や使用頻度の少ないキャッシュカードなど)と、カードケース(クレカと小銭)を持ち歩いていて、すぐ取り出せるようにしている。

最近は、カードケース1つで、買い物のほとんどを済ませることができる。

クレジットカードは個人用と会社経費用の2つだ。

この分け方をすることで、「どのカードを使うか」という判断が二者択一なので、迷うことがない。


コーヒー代金の支払い:選択肢からの解放

注文はホットのLサイズ。

新幹線ホームについてから、実際に乗り込む時間まで10分弱。ほんの気持ちかもしれないけど、レギュラーサイズより、Lサイズの方が冷めにくい気がしている。

さて、決済だ。

一般的にWebなどで調べると、「最強と思われるのは楽天カードでチャージされた楽天ペイのSuica(アプリ)での決済。この組み合わせなら、チャージ時に0.5%、支払い時に0.5%の還元が可能」だとか、「Viewなら、加盟店での利用がお得!」などといろいろな情報が飛び交っている。

買い物の際、ここまで考える必要があるだろうか?

500円相当の商品の1%は5円。これが2%となっても10円。つまり、5~10円の差額なら、もっと他のことに脳みそを使った方が効率的だ。

もし、ポイントのことを考える時間があるなら、顧客満足度をあげる方法を考えることに費やした方がもっとリターンが大きく、かつ継続的に得られる可能性が高い。

なので、私は【ポイ活否定派】だ。


最後に:50代の買い物とは

新幹線のコーヒーは、個人用クレカで決済した。

5~10円のお得を気にするより、「迷わない状態」に価値がある。

これが50代の買い物だ。これが50代の人生だ。

「最適化」の本当の意味は、「得すること」ではない。

「判断を減らすこと」だ。

限られた時間と体力の中で、何に悩むか、何は自動化するか。その選別が重要だ

そして、その選別ができたら、人生は、一気に軽くなる。

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